社債型種類株式に関するQ&A ANAホールディングス株式会社 2025年4月30日 ©ANAHD2025 社債型種類株式に関するQ&A 質問 1. 今回、定款変更を行う目的は何か 回答 航空機投資等の成長投資を支える財務基盤の強化、財務健全性、格付けを維持することで、資金調達の柔軟 性を確保し続けることが重要と考えています。 社債型種類株式は成長投資、財務健全性の維持、資本効率の維持・向上の全てをバランス良く実現し、資金調 達の柔軟性及び機動性を高めることが可能であると考えています。 普通株主の議決権を希薄化させず、普通株式に係る株主資本コスト(足許8%程度と認識)よりも低い資本コ スト(※1)で自己資本を拡充可能であることから、当社の既存株主の皆様の利益も保護する資金調達手法の選択 肢として社債型種類株式を確保すべく、定款変更を予定しています。 会社法上の株式ですが、株式と社債の中間的性格を有するハイブリッド・ファイナンスで、商品性はハイブリッド社債 に類似しています。 社債型種類株式には議決権や普通株式への転換権がなく、一定期間は固定の優先配当金が支払われます。ま た、社債型種類株式の配当や残余財産の分配順位は普通株式に優先し、発行時に定めた優先配当金以上の 配当が行われない非参加型です。 普通株式とは別に、東京証券取引所プライム市場への上場申請を予定しており、幅広関連タグ: